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白を基調とした空間美にイタリアと京和風が融合したこだわりの住まい

K様邸は香川県高松市にて外壁に本漆喰、室内の壁には漆喰と卵の殻を原料としたエッグクロス(エコクロス)、
床材には30㎜の無垢材を採用した住まいです。
弊社の特徴である自然素材を使用、パッシブ設計を採用し、随所にこだわりが詰まっています。

K様邸の基本情報

所在地 高松市
構造 木造2階建て
規模 1階:114.69㎡(34.69坪) 2階:39.74㎡(12.02坪)
延床:154.43㎡(46.71坪)
期間 建築期間6ヶ月

K様邸について


K様はご夫婦それぞれでイメージするデザインのテイストに違いや間取りに強いこだわりがある中で
弊社の提案した、御主人と奥様の希望をうまく掛け合わせた間取りとデザインを気に入ってくださり
お家を建てていただくことになりました。

高級感のある玄関ホール

玄関のタイルは敷瓦風の黒いタイル、ホールには大理石調の白いタイルと
黒と白のコントラストが高級感を演出しています。

家に入って正面のニッチにはセンサー式の照明を配置。来客があった時には点灯し
置物や背面に貼ったタイルを浮かび上がらせ、とてもオシャレになりました。

玄関ホールがこれだけ広いお家も中々ありません。
玄関は最低限の広さでメインの部屋を広くしたいという方が多いと思いますが
玄関は毎日通る所だと思います。
開放感もあり窓も配置することで暗くなりがちな玄関も明るくなります。
これから新築を検討される方も玄関のデザインには一考の余地があるかもしれませんよ・・・

大容量のシューズクローク

玄関の横には流行りのシューズクローク。
建具で仕切ることで家族だけのプライベート用の玄関に。
玄関収納は大容量!中は可動棚になっているので普通の靴だけでなく背の高いブーツや
はたまた釣りなどの趣味の道具、掃除用具やそのストックなど様々な収納の用途に使えます。

こだわりが詰まったLDK

リビングにもこだわりがたくさん!
リビングの掃き出し窓のカーテンレールを隠すためにカーテンボックスを造作で設けました。
和室下にはデッドスペースを利用した畳下収納。
床材は温かみを重視して30㎜のレッドパインの無垢材を採用。
木の持つ温かみや無垢材1枚1枚の表情の違いを感じることが出来ます。

細かい寸法も計算されたキッチン

K様邸でも特にこだわりがあったのがキッチン。
I型キッチンをアイランド風にアレンジしリビング側に収納とお子様が勉強できる対面カウンターを設置しました。
カウンターも下地は木ですが高級感を出す為に塗料を磨いて大理石調に仕上げました。
キッチンとダイニングテーブルの寸法が先に決まったので洗面所への通路幅とダイニング横の通路幅を
細かく㎜単位で通りやすい幅を打合せして決定しました。

驚きの5層構造!

階段はリビングから上がっていくストリップ階段。
階段の折り返し部分はスペースを取り、スキップフロアにしてお子様がピアノを弾かれるそう。
その姿がキッチンから奥様の目に入るようにと設計されています。

スキップフロアの下部分にはそのスペースを生かすために半地下構造に。
3帖程のスペースがあるので収納量も十分!棚も設置しているので整理整頓もラクチンです。
さらに2階から上にはロフトを設けました。ここはご主人の秘密部屋になるらしいです。

半地下からロフトまでなんと5層構造!
縦に空間がつながっているのでシーリングファンを設け空気が循環するようにしています。

シックに仕上げた和室


床の間の奥と天井を黒のクロスにすることでシックで落ち着いた印象に仕上がりました。
写真は畳のままですが中心には掘りごたつを設けているのでお子様の勉強スペースや
雰囲気を変えて和室で食事をしたりなど第二のリビングとして十分に機能しそうです。
和室自体がリビングと比べて床が上がっているので空間として仕切ることも出来ます。
床が上がった部分もデッドスペースにするのではなく、畳下収納を設けスペースを有効活用しています。

まとめ

お住まいになられてから新築のご感想をお聞きしたのですが
漆喰のおかげで空気感が違う!と仰って、漆喰にはご満足いただいたようでした。
まだこれから外構でさらにいろいろなこだわりが詰まった住まいが完成していきます。

お施主様のご了解をいただければ外構を含めた完成版のお写真をご紹介できればと思っています。

外構完了後のお写真です。

南面に芝生と植栽を植え、緑を空間に配置。
洗面所から外部の物干しスペースを設けて天気の良い日には外干しが出来るようになっています。
玄関側の道路際には砂利と洗い出しのコンクリートで京都の哲学の道をイメージしました。
塗りと屋根と同じ瓦を乗せた門柱もオシャレです。

お家はやはり外構も含めると良く写真に映えますね!

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